7ZM-01
公共交通アクセシビリティ指標(SDG11.2.1)に基づく地域特性の比較分析
○三ッ森大輔,佐藤彰洋(横浜市大)
持続可能な開発目標(SDGs)のゴール11「住み続けられるまちづくり」では、すべての人に安全で安価な交通手段を提供することが重要とされている。この中で具体的な指標であるSDG11.2.1「公共交通機関へ容易にアクセスできる人口の割合」は、公共交通のアクセス性を評価し改善するうえで欠かせないが、日本ではこの数値がまだ明らかになっていない。本研究では、SDG11.2.1メタデータの算出方法を参考として、日本国内におけるメッシュ統計とオープンデータを活用した公共交通アクセシビリティ指標(SDG11.2.1)を算出した結果を報告する。更に小地域でのSDG11.2.1推定値を用いて神奈川県清川村や栃木県宇都宮市など地方自治体の公共交通の特徴やその課題について比較検討を行う。