7ZL-07
下水管画像を用いた異常発見のための物体検出手法の比較
○髙橋康太,小河誠巳(電機大)
現在、多くの下水管が法廷耐用年数である 40 年を超え、老朽化が原因となり、様々な事故が発生している。このような問題に対応するために調査や修復が必要だが、費用や人員の側面から見て限界がある。それに加え、人でさえ正確に判断できるとは限らないという問題もある。そこで、物体検出を使い、これらの問題をこの研究を通して解決していく。本研究では、物体検出を適用する研究が十分に行われていないという点に着目した。先行研究での検出手法はYOLOv5 のみだったので、複数の物体検出手法を実装し、下水管の異常検出処理における最適な物体検出手法を比較検討する。