7ZL-05
LiDARの反射強度を用いた同型の建設機械の識別に関する試行
○宮本 歩,中原匡哉(大阪電通大),石濱裕幸,井藤博章,ズン フィンアン(安藤・間),今井龍一(法大)
建設現場の作業の効率化や安全性の向上のため,監視カメラを用いた建設機械の稼働率を計測する技術が開発されているが,トンネルなどの照度が低い環境では導入が難しい課題がある.そのため,照度によらず建設機械を計測できるLiDARに注目が集まっている.これにより作業環境によらず,建設機械の動きを監視できる.しかし,同型同色の建設機械をそれぞれ区別して識別できないため,建設機械ごとの稼働率の把握が困難な課題がある.そこで,本研究では建設機械にレーザ光の反射強度が高い素材を設置し,その設置パターンを基に建設機械ごとに識別する試行を実施した.その結果,設置パターンによる建設機械の識別が可能であることが明らかになった.