情報処理学会 第87回全国大会

7ZL-02
点群検索技術を活用した橋脚の3Dモデルの生成に関する研究
○新 陸海,田中成典(関西大),政木英一(アジア航測),松村崚平(関西大)
高度経済成長期に建設されたインフラ設備の老朽化が深刻であり,長寿命化のための点検や補修・補強が急務である.
そこで,国土交通省は建設現場の効率化のためにi-ConstructionやBIM/CIMの導入が推進し,構造物の点群データから3次元モデルを生成する技術の開発を促進している.
既存研究では,点群データから橋脚の3次元モデルを生成する手法が提案されているが,橋脚数の増加に伴って処理時間が増大する課題がある.
本研究では,類似判定処理で,入力された橋脚の点群データと生成済みの3次元モデルの疑似点群を比較し,非類似の橋脚の点群データを抽出することで,処理する橋脚の数を減らす手法を提案する.