7ZK-08
RAGを用いた児童書検索アルゴリズムの研究と子育てコミュニティ創成
○齋藤萌生,大槻 明(日大)
近年書籍の電子化が進行していることに伴い、書店が全国的に減少傾向にある。しかし、絵の電子化権の取得が困難なことなどから、児童書は紙書籍として未だ需要がある。そこで、検索拡張生成のRAGを用いて、児童書のレコメンドと書店の紹介を同時に行う生成AIの研究開発を行った。そしてChatGPT 4o miniとPerplexityを取り上げて比較検証をした結果、提案生成AIは,比較対象の生成AIでは回答することができなかった、API検索をしなければ得られないような情報を、子どもの保護者に対して回答することができたため、子育て支援と書店活性化に繋がることが明らかになった。