7ZJ-07
清掃活動の経路情報共有を目的としたマッピングシステムの試作
○松本晃汰,富澤浩樹,阿部昭博,市川 尚(岩手県大)
海洋ゴミや河川ゴミによる地域環境汚染による影響が世界的に懸念されている.特にマイクロプラスチック問題は,生活圏でポイ捨てされたゴミが河川を伝って海に流れ込むことが原因といわれているため,ポイ捨て防止や清掃活動といった日常的な取組が大切である.そこで,本研究では,清掃活動の経路に着目したマッピングシステムを試作する.システムに記録された経路情報,回収されたゴミの総量を地域で共有することで,環境意識の向上を非同期に醸成することが期待できる.本稿では,その設計,開発,評価について述べる.