7ZJ-01
ゴミ箱発見支援アプリケーションの開発検証
○内海智宏(釧路公大),中谷彰宏,杉町剛大,八木 真(アイエックス・ナレッジ),長谷川正(HISホールディングス),皆月昭則(釧路公大)
新型コロナウィルスの感染状況が改善し、2023年には全国の観光地で訪日外国人旅行者数が年間約2.500万人まで回復するなど、コロナ前のような賑わいが戻りつつある。一方で、地域のオーバーツーリズムによる散乱ゴミの被害は顕在化している。このような状況に対して行われている対策はポスター掲示、呼びかけなどの啓発活動が中心であり根本的な解決には至っていない。本研究では開発したスマートフォンアプリにゴミ箱まで案内させる機能を実装した。ゴミ箱の座標を事前に登録し、ユーザーの現在地データを取得することで、アプリ画面にゴミ箱への方向を示す矢印を表示する機能を有している。実地検証では、アプリの動作確認およびゴミ箱の発見率向上に関する有効性を評価した。