情報処理学会 第87回全国大会

7ZG-05
バスケットボール初学者を対象とした注視・注意技能向上のためのMR援用メタ認知支援システム
○高木翔大,松浦健二,竹内寛典(徳島大)
本研究は,バスケットボール初学者に経験者の注視・注意動向をスキルとして身に付けさせる学習支援環境の設計・開発を目的としている.単に経験者の視線の軌跡を学習者が再現できるだけでなく,なぜその箇所に注視・注意すべきかをメタ認知を通じて理解させることが重要である.そこで,学習者に自身の思考を言語化させ,経験者のものと比較させることで注視・注意動向やそれらの背景にある判断基準を身に付けさせることを目標とした.さらに,MR環境でシミュレータを使用させることで,学習者が実際のプレイ中に近い環境で注視・注意箇所を体験・評価できるシステムを設計・開発する.