情報処理学会 第87回全国大会

7ZF-04
路側センサと歩行者端末の統合利用による歩行者移動情報を活用した個人特定方法の検討
○富成泰生,佐藤健哉(同志社大)
本研究では、路側センサと歩行者端末を統合し、歩行者移動情報を基に個人を特定する方法を検討する。路側センサを用いて歩行者を検出し、歩行者が所持するスマートフォンから得られる位置情報、加速度、大きさ、歩行者移動情報を組み合わせることにより個人の特定精度を向上させることを目的とする。各情報に対する誤差を計算し、総合的な誤差が最小となる組み合わせを「正解」とする。評価方法として、歩行者密度を変化させたシナリオにおいて正解率、適合率、再現率、F値を算出し、位置情報と速度を用いた既存手法との比較を行う。