情報処理学会 第87回全国大会

7ZF-03
立体キーボードを用いたジェスチャ入力における躍度最小軌道の検討
○若狭成宗,曽我真人(和歌山大)
文字入力の高速化手法として,ジェスチャ入力がある.ジェスチャ入力の先行研究で,各単語に対応付けられた軌跡について,単語を構成する各文字キー間を直線でつなぎ合わせたものよりも躍度最小軌跡を用いた曲線で定義されたものの方が,人間の入力に類似していると示されている.このジェスチャ入力は二次元のスマートフォンを用いた場合の研究であり,立体キーボードなどの,キーを三次元的に配置した場合の効果に関しては未知である.そこで,本研究では三次元のジェスチャ入力においても,曲線軌跡が有効かどうかを検証した.