7ZB-01
DR(Diminished Realty)を用いた壁の透過方式の研究
○水口雅稀,尾崎友哉(長崎大)
曲がり角や扉を開いたときに人にぶつからないようにするために壁や扉といった障害物を視覚的になくす手法を提案する.障害物を視覚的になくすため,死角となる場所をカメラで撮影し,撮影した映像を壁などの障害物に投射する手法があるが,このとき,現実と違和感なく透過したように見せることが重要となる.そこで,本研究では,観測者の位置を推定し,撮影した映像を観測者の位置から見た映像へ変換してから投射するようにした.これにより観測者に現実と違和感なく壁などの障害物が透過したように見せることができる.