情報処理学会 第87回全国大会

7ZA-05
設備オペレーターの動作推定と位置推定による行動分析
○藤原純大,堀川三好,岡本 東(岩手県大)
製造現場における間接作業者である設備オペレーターは,複数の機械設備の運転支援のために広範囲を移動しつつ様々な種類の作業を行う.そのため,行動分析が難しく,作業手順や作業時間の標準化が行えていない現場が多い.
本研究では,間接作業者の行動分析を行う手法として,簡易センサと一人称視点カメラを併用した行動分析手法を提案する.提案手法では,簡易センサや一人称視点カメラから得られる加速度,角速度や位置情報をもとに,場所を移動しながら不特定パターンの行動を行う作業者のガントチャートを作成する.本稿では,間接作業者の一例として設備オペレーターを取り上げ,実証実験を行った結果を報告する.