情報処理学会 第87回全国大会

7ZA-02
アレーアンテナを用いた機械学習による屋内位置推定に関する一検討
○清水晴輝,藤井雅弘(宇都宮大)
アレーアンテナの受信信号を用いたフィンガープリント法は,RSSI (Received Signal Strength Indicator) を用いる一般的なフィンガープリント法よりも精度よく測位可能であることが知られている.しかしながら,伝搬環境の変化に対して頑強性が低いことが問題点である.そこで,本研究では,伝搬環境の変化に対応するためアレーアンテナを用いた機械学習による測位手法を提案する.本稿では,数値計算実験を通して,伝搬環境が安定している状況下において,送信参照点を増加させることがフィンガープリント法と提案手法の測位精度に与える影響を比較し,その結果を報告する.