情報処理学会 第87回全国大会

7ZA-01
FTMによるRTTを用いた測距に基づく屋内測位に関する一検討
○新井輝平,藤井雅弘(宇都宮大)
本研究では,無線LANの標準規格で定められているFTM (Fine Timing Measurement) プロトコルを用いて,複数のアクセスポイントとの測距を行い,得られた測距値を用いて測位を行う手法について検討を行う.本検討では測位手法として統計的なアプローチである最尤推定を用いる.また,測位に用いるアクセスポイントの集合を,測距値の大小を基準に選択する手法を検討する.本稿では実機実装実験により測位を行い,アクセスポイントの選択手法ごとに最尤推定による測位精度の評価を行う.