7X-03
画像認識を用いた空書き文字認識システムの開発
○増山誠人,今野 将(千葉工大)
文字の形に意味があり、それを説明する際や、ろう者が手話のできない人とコミュニケーションを取る際に、空中で指を動かして文字を書く手法を「空書き」という。
空書きは、日本語の文字を知っていれば手軽に行うことが可能である。
しかし、実際のコミュニケーションでは、相手の指の動きをもとに何の文字を書いているか想像する必要があるため、複雑な文字に対しては理解が困難であるという問題点がある。
そこで本研究では、空書きでのコミュニケーションを円滑に行えるようにすることを目的として、人差し指の動きを撮影し、その軌跡を画像データとして保存することで、画像分類モデルを用いた文字の判別をするシステムの開発を行った。