7V-03
顔の向きを考慮した棒人間画像の人物画像生成モデル
○宮本 心,宮崎 剛(神奈川工科大)
手描きの棒人間画像を入力とし,棒人間と同じ姿勢かつ同じ顔の向きを持つサイズ1024×1024の人物画像を出力する画像生成モデルを構築する.人物の顔の向きを制御するため,入力する棒人間画像の頭部には顔の向きを示す十字曲線を描画する.ダンス動画から様々な姿勢の人物画像を取得し,その画像から骨格検出等を行って棒人間画像を作成する.この2枚の画像をペアとしたデータセットを作成してpix2pixHDを学習させた.生成タスクの評価では,入力した手描きの棒人間画像から同じ姿勢かつ同じ顔の向きを持つ人物画像が生成できた.また,生成画像とテスト用人物画像とのL1誤差は152であり,高精度な生成を示す結果を得た.