7Q-02
規制化学物質の含有推定におけるクラスタリング手法の適用
○鈴木佳那子,山本隼輔(静岡大),坂下大祐,櫻井雄一(ヤマハ発動機),綱川隆司(静岡大)
本研究は、新しい工業製品に含まれ得る規制化学物質情報の取得や法規制の確認における労力・コストの課題を解決することを目的としている。製品名の類似性が製品間の化学的類似性と相関するという仮定に基づき、既存製品データをクラスタリングに用いることで、未知製品に含まれる規制化学物質を推定する手法を提案する。具体的には、fastTextを用いて製品名をベクトル化し、cos類似度を指標とした階層クラスタリングを実施した。そして、テストデータが属するクラスタの他製品の化学物質情報から、規制化学物質の含有推定および性能評価を行った。