情報処理学会 第87回全国大会

7P-08
Structure from MotionとPatchCoreを組み合わせた立体物の異常検知手法
○柴田隼佑,田口 亮(名工大)
近年,公共な場所における空間性を意識して作成された芸術作品であるパブリックアートの設置が進んでいる.作品へのダメージの蓄積を防ぎ,修復費用を抑え,常に美しさを保つためには,汚損を発見し次第即座に修復・清掃を行うことが望ましい.しかしながら,作品の状態を頻繁に調査することは,人的コストが大きく困難である.そこで本研究では,三次元復元手法であるStructure from Motion(SfM)と教師なし学習での異常検知であるPatchCoreを組み合わせることで,銅像や彫刻等の立体作品に生じた異常を画像から自動で検出する手法を検討する.