7L-07
最大距離と生徒数を考慮した小学校配置
○木村崚雅,真鍋義文(工学院大)
本研究では、小学校施設の最適配置問題を対象に、地域住民の最大移動距離の最小化と各学校間の生徒数のバランス最小化を目的とした多目的最適化モデルを提案する。提案手法は、地域ごとの集落を基点とした現実的な条件を考慮し、計算効率を維持しつつ優れた近似解を得ることを目指している。シミュレーションを通じて、提案アルゴリズムが効率的に最大移動距離と生徒数バランスを同時に改善する能力を実証し、地域教育環境の公平性向上に貢献する可能性を示した。