情報処理学会 第87回全国大会

7F-03
機械学習を用いたブレッドボード上の電線接続関係推定に関する試み
○鈴木 順(仙台高専),志子田有光,森島 佑(東北学院大)
本研究の目的は、ブレッドボード上に配置された電子部品や不定形な電線を含む電子回路の画像から、機械学習による物体検出技術や強化学習の技術を用いてその電気的接続関係を推定する技術を開発することにある。
ここでは無尽蔵にに自動生成される合成画像データとアノテーションデータを用いて学習と推論を行うことになるが、電子部品のような定形の物体に対して、電気的端子の位置などを推定することは比較的容易であるが、電線路のように不定形な物体に対しては両端の接続関係を推定することは難しい。
本発表では、不定形電線路の接続関係の推論を行ったいくつかの結果について報告する。