情報処理学会 第87回全国大会

7F-02
音声認識を用いた資格取得支援システム
○濱口織羽,東出大艦,森田賢太(鈴鹿医療科学大)
近年,資格試験の勉強においてタブレット端末やオンラインの学習アプリが広く利用されるようになった.既存の学習アプリは,クリック操作,タッチ操作を基本とした形式が主流である.学習方法にて、音読と黙読を比較したところ,音読のほうが記憶定着率が高いことが知られている.本研究では音声認識を用いた資格試験の学習システムの開発を目的とする.開発したシステムは,問題文を音声で聞き,問題に対する解答を音声でシステムに返す.システムは入力された音声を音声認識でテキストに変換し,そのテキストを自然言語処理により正解か不正解かを判定する.開発したシステムと従来の学習アプリと比較実験を行い,有効性を確認した.