情報処理学会 第87回全国大会

6ZN-02
災害時の口腔ケアに関する知識普及を目的としたクイズアプリの提案
○中村涼香(科学大)
災害発生時、生活必需品等の支援物資調達や居住スペースの確保が優先されるため、口腔ケアは後回しにされる傾向にある。また、現在は災害時の口腔ケアに関する知識の普及が進んでおらず、被災者が自分自身で適切な口腔ケアを実施することは困難な状況となっている。しかし、口腔内の衛生状態は全身の健康に様々な影響を与えるため、災害時にも積極的に取り組む必要がある。そのため、本研究では人々が災害時の口腔ケアに関する知識を手軽に学ぶことのできるクイズアプリの構想を示し、さらに、アプリの利用を通じて人々の口腔ケアに対する興味関心を向上させ、口腔の健康保持・増進に寄与することを目指す。