情報処理学会 第87回全国大会

6ZM-04
適応型自己評価における評価項目の削減への項目反応理論の適用に関する研究
○門池勇樹,渡辺博芳(電通大),眞坂美江子,宮崎 誠(帝京大)
近年,汎用的能力の評価においてルーブリックやチェックリストを活用した自己評価活動が注目されている.自己評価において,評価項目数を増やすことでより正確な評価が期待できる一方で,評価項目が多いことで評価者の負担が増大するという課題がある.そこで本研究では,項目反応理論による能力推定を活用することで,必要最小限の項目数で信頼性の高い評価を実現することを目的として,評価項目の削減可能性について検討する.その初期段階として,評価項目を減らす前後で得られた評価者の能力推定値を比較することで,その影響を考察する.