6ZL-08
コンピュータビジョンによるカラスの生息予測方法に関する研究
○德田龍輝(会津大)
本研究は市街地における害鳥であるカラスの効率的な生息予測方法を議論することを目的としている。近年、市街地におけるカラスの増加や糞害などの被害が拡大している。カラスの被害における対策については、カラスの検出や生息予測などのDX化と効率化が求められている。本研究では、市街地に設置した定点カメラの映像から得られたデータから、カラスを識別する画像処理手法の開発を試みた。また、検出したカラスの時間帯や動きの様子などをマップ上にプロットし、カラスの動きを時系列で動的に可視化する方法について提案した。本研究で得られた結果から、カラスの生息予測をして可視化する手法について議論する。