情報処理学会 第87回全国大会

6ZL-07
深層学習による檻状態検出システムの検討
○横山楓人,仙波翔吾,齋藤 寛(会津大)
近年,野生動物の適切な個体数管理や被害をもたらす害獣の捕獲が求められている.こうした背景より,檻にて効率的に野生動物の捕獲を行うシステムが様々なところで開発され商品化されている.しかし,これらのシステムは高価であるため,安価なシステムが求められる.本研究では,安価なシステムを実現するために,深層学習にて檻の状態を検出するシステムを検討した.このシステムは,トレイルカメラなどが撮影した画像をサーバーに送信し,サーバーにて既存の野生動物検出と新たに開発した檻状態検出を深層学習にて行う.檻が閉じていると判断した場合,関係者に閉じたことをメールにて周知する.