6ZH-08
匿名チャットを活用したペアプログラミングの提案
○若林遥大,川戸聡也(米子高専)
プログラミング教育において,理解度の異なる学習者同士をペアにすることは,互いの成長を促進し,学習効果を高める手法として期待される.しかし,個人的な偏見や嫌悪感,心理的な負担が協働を阻害する可能性がある.そこで,個人を特定できない匿名チャットを活用したペアプログラミングを提案する.匿名性により心理的負担を軽減しつつ,理解度の高い学習者が低い学習者を支援する機会を提供することで,双方の学びを深めることを目指す.また,ペアのマッチング作業における教育者の負担を軽減し,より多様な学習者間の交流促進に繋がると期待される.