情報処理学会 第87回全国大会

6ZH-04
大規模言語モデルを使用したC言語学習支援システムの構築
○森下皓太,山中郁也,村川猛彦(和歌山大)
近年,多くの大学でプログラミング教育が行われており,効果的かつ効率的に学習できるための環境および教材が求められている. 和歌山大学においても情報処理科目が開講されており,1年後期の講義ではPythonでプログラミングの基礎を学び,2年前後期にはC言語でプログラムの作成を行う.動作を自由記述できる学習支援システムは発展途上である.そこで本研究では,大規模言語モデル(LLM)を用いて答案の採点を行う,学習支援システムを開発した.ユーザの解答した動作とプロンプトをLLMに与え,その内容をもとに採点を生成する.Ollamaを使用し,答案を外部に送ることのないように配慮している.