6ZH-02
精緻化リハーサル法を用いた第二プログラミング言語学習支援手法の提案
○光崎 剛,眞鍋雄貴(福知山公立大)
業務上の理由により,既知のプログラミング言語以外の別の言語を学ぶ必要が生じることがある.その際,新たな言語の概念と既知の言語での概念間の接続が適切に行われない場合がある.先行研究では,二言語間で異なる部分の知識を提供することで,学習全体に良い影響を与えることが示されている一方,その方法が数週間の講義やペアワークという多くの時間がかかる方法を用いている.そこで,本研究では,学習期間の短縮を目的とし,精緻化リハーサル法を活用した学習手法を提案する.本手法の有効性評価のため,Pythonを学習済みの学生に対し,C言語の基礎知識の講義と提案手法を使った実験により提案するシステムの効果を分析した.