情報処理学会 第87回全国大会

6ZD-07
Disentangled representationを用いた視線推定における敵対的サンプル攻撃
○松田龍星,高橋茶子(山形大)
データの特徴を分離された表現 (disentangled representation; DR) として抽出し、目的タスクに活用する手法が広く研究されている。視線推定においては、画像データから視線に関連する情報を抽出したDRを推定システムの入力として用いる方法が提案されている [Park et al., 2019]。本研究では、DRを入力とする視線推定システムにおける敵対的サンプルの影響を調べる。最も基礎的な敵対的サンプルとして、視線画像そのものを入力とする視線推定システムに対して有効な敵対的サンプル [Xu et al., 2021] を用い、その影響を数値的に評価する。