6ZD-04
WebRTCの脆弱性検知ツールの実装と評価
○白澤拓海,喜多義弘(長崎県大),高橋寿一,髙木陽平(AGEST),加藤雅彦(順天堂大)
WebRTCは、ブラウザ間でリアルタイムにデータ通信を行う技術である。ブラウザのみで使用することができ、特別なアプリケーションなどをインストールする必要がない。しかし、WebRTCにはユーザの情報が漏洩する脆弱性が存在している。そこで本研究では、WebRTCの脆弱性を自動で検知するツールを実装し、その評価を行う。評価方法として、WebRTCを使ったシステムの設定ファイルを用いて、対策を施してない脆弱性を検知するかの実験を行った。その結果、それらの脆弱性を検知することを確認できた。これにより、それらの脆弱性を本提案によって事前に検知でき、WebRTCの安全な運用が可能になると考えらえる。