情報処理学会 第87回全国大会

6ZC-05
動画教材を用いたセキュリティ啓発アプローチの検討
○福田莉菜,小沼聖治,寺田真敏(電機大)
サイバー攻撃の手法は多様化しており、誰でも攻撃の被害を受ける可能性が高まっており、セキュリティ意識の啓発が求められている。本研究の目的は、正しい知識を身につけ、適切に対処できる能力を養うための教材制作を通じて、制作過程における制作者自身の学習と、制作された教材を利用した利用者による学習に焦点を当てたアプローチを検討することにある。本稿では、2013年から急増しているランサムウェアを題材とし、本アプローチを検討するために制作した動画教材とその制作プロセス、さらに利用者アンケート調査の結果について報告する。