情報処理学会 第87回全国大会

6ZB-08
転倒事故防止のためのリアルタイム歩道路面情報通知システム
○金田彩孝,後藤祐一(埼玉大)
ベビーカーやシルバーカー、車椅子などの歩道で使う乗り物での転倒事故を防止するために、段差などの歩道上の注意が必要な箇所をリアルタイムで通知してくれるシステムを開発した。現在、日本では段差などの歩道上の障壁を原因とする転倒事故が多発している。このような事故を防止するため、提案システムでは、ユーザに障壁の情報を音と文字を使いリアルタイムで通知する。障壁の場所は様々な団体が公開している障壁のデータと地図のデータを統合することで把握している。障壁までの距離はユーザのスマートフォンのGPS情報を参考にして計算し、障壁を通る直前で腕時計型デバイスを通じてユーザに通知する。