6X-08
動画を対象とした機械学習による消費者行動解析手法の検討
○鈴木健太,伊藤悠大,伊藤慎一,景山陽一(秋田大),渡辺 剣(マルシメ)
消費者が商品を購入するまでの一連の行動の解析を行うことは,店舗における有効なマーケティング施策のために重要である.従来の消費者行動分析手法には,研究者による消費者の目視観察やアンケート調査などがある.しかしながら,これらの手法には,研究者の負担が大きい,消費者の意識に影響を与えるなどの問題点がある.これらの問題を解決するため,本研究の目的は,監視カメラから取得された動画を対象とし,商品棚前の消費者行動を機械学習により分析するシステムを開発することである.本稿では,消費者の骨格情報等の時系列変化を用いてLSTMモデルによる機械学習を行い,行動分類手法に関する検討を行った.