情報処理学会 第87回全国大会

6X-07
動きの速い部位の予測精度に考慮した異常行動検知手法の提案
○高久優典,田村 仁(日本工大)
動物の異常行動の自動検出は,健康管理などの作業の効率化において重要である.行動データとは一般的に動画データとモーションデータである.人間のモーションデータは普及しているが,主に行動解析などで,異常検知を目的としたモーションデータはない.また動画データも対象のいる環境の影響を受けるため異常検知に不適である.動物に関しても同様である.過去の異常検知の結果から,動きの速い部分の判定結果は落ちてしまうことが分かっている.今回は未来予測モデルによる生成された正しいとされる予測動作と実際の動作との差異と,前述した課題に対して対策した提案手法を用いて異常検知をする.その詳細と結果については発表にて述べる.