6W-08
強化学習を用いた低摩擦路面における安定した走行のためのドリフト走行技術の活用
○佐藤大和,鈴木昭弘,松﨑博季,稲垣 潤(北海道科学大)
少子高齢化が進む日本では、バスやタクシーのドライバー不足が問題となっている。解決策の一つとして自動運転が挙げられているが、特に冬道においては滑りやすい路面等が課題となる。
そこで我々は、自動運転技術向上の一環としてドリフト走行に着目した。ドリフト走行は、様々な路面状況の変化や車両のバランスが崩れたことにより滑ってしまった場合などの、急激な状況変化にも迅速に対応できる可能性がある。
我々はその前段階としてUnityとML Agentを用いた予備実験を行った。複数のレベル設定を行った低摩擦のコースを作成し、エージェントがドリフト走行の技術を活用した運転を行えるか実験した。本発表ではこれらの実験結果について報告する。