情報処理学会 第87回全国大会

6T-06
Aerial STIV法を用いた秋田県八郎湖流入河川における表面流情報の推定
○須藤悠介,白井 光,景山陽一(秋田大),浅野みゆき,伊藤さやか(アイ・エム・サービス)
近年の公共用水域における水質汚濁に対し,水域環境の保全と回復を目的とした,リモートセンシングデータによる水質状況の推定に関する検討が行われている.しかしながら,水域の汚濁状況把握と,汚濁の仕組み解明を目的とし,水域の表面流を対象とした検討は十分に行われていない.そこで本研究では,リモートセンシングデータによる水質状況推定結果と,リモートセンシングデータによる表面流情報を考慮した水域の汚濁モニタリングに関するワークフローの構築を目的とする.本稿では,Aerial STIV法を用いて,河川の表面流情報を推定し,取得した表面流情報の取得条件,ならびにモデル化について基礎検討を行った.