情報処理学会 第87回全国大会

6M-06
文脈依存の周期を持つ周期関数を表現するニューラルネットワークの設計
○大沼飛宇多(電通大),幸島匡宏,南部優太,山本隆二(NTT),南 泰浩(電通大)
歩行やジョギングなどの身体活動や, 健康状態, さらに生体信号など, ヒトに関する様々なデータの多くには周期的な成分が含まれる. このような周期的な成分を含むデータは, 既存のニューラルネットワークモデルで表現することが難しいことが知られる. 本研究では, 運動時や安静時などの文脈に応じて周期が変化する周期成分を持つ関数を表現するのに適したモデルを設計し, 人工データを用いた評価実験によりその有効性を確認する.