情報処理学会 第87回全国大会

6K-07
1停止故障を有するペアボットによる散乱配置問題について
○伴 聡太,金 鎔煥,片山喜章(名工大)
自律分散ロボットシステムとは,各ロボットが周りを観測(Look),移動先の決定(Compute),移動先への移動(Move)からなるLCMサイクルを繰り返して実行し与えられたタスクを達成するシステムであり,ペアボットモデルとは2台のロボットを1組で動作させることで問題解決能力を向上させたモデルである.各ロボットを隣接しないよう配置する問題を散乱配置問題という.本研究では,座標系に合意を持たないペアボットが二次元格子離散平面上の任意の位置に配置された状況から散乱配置問題を解決するアルゴリズムを提案する.