6H-03
Lチカのソフトウェア設計の違いによるパフォーマンスについて
○土肥紳一(電機大)
発光ダイオードをチカチと点滅させることは,Lチカと呼ばれている.Lチカはシングルボードコンピュータなどで制御することが一般的である.シングルボードコンピュータはRaspberry Piを使い,ブレッドボード上にLEDを配置しRaspberry Pi のGPIOとの配線を行う.プログラム言語はProcessingを使った.単一のLEDや複数のLEDを組み込んだLEDアレイやLEDマトリックスの素子に着目し,これをオブジェクトとしてクラスを定義し,コンポジットの関係を取り入れLチカを試みた.オブジェクト指向でソフトウェアを設計した場合とそうでない場合について,パフォーマンスに差があることを確認した.本論文では,この違いについて述べる.