6H-02
体験型スクラム開発学習教材「プロトタイプスプリント教材」の評価
○鈴木昭弘,松﨑博季,松川 瞬,松本 拓(北海道科学大)
ソフトウェア開発においてアジャイル開発手法の重要性が高まっており,特にスクラム開発が注目されている.しかし,スクラム開発が可能な技術者の不足が問題となっている.また,AI技術の一般化によって,一般企業においても自社向けのソフトウェアの開発を行う機会が増加している.そこで小回りが利くスクラム開発の需要が高まることが想像される.
そこで我々は情報系の大学生や企業の社員を対象に,スクラムの知識と経験が得られる学習教材を開発している.この教材はグループでソフトウェアのプロトタイプアプリを開発する「プロトタイピングスプリント」を特徴とする.企業に所属する社会人を対象とした実験を通じて,この教材を評価する.