6G-07
認知症予防の自助促進策としての「旅」(04) 海外旅に向けた1つの英語感覚維持方策の実践結果2
○松永義文(知旅総合研究所)
知旅総合研究所(https://citabi.jimdofree.com/)では、旅が生む知的刺激が認知症を予防し、特に海外旅においては英会話を実践することが有効な刺激形成手段となるとの仮設をおき、日常では英語を使用しない日本での生活環境においても英語感覚を容易に維持する方策として、日々の新聞記事からのカタカナ英語ピックアップ作業を提案してきた。本論では、作業実践を継続する中で、「カタカナ」から「気になった語」へと選択自由度を拡大し、分析目的の時間計測作業をカットすることで、知的刺激水準を一定確保しながら全体の作業所要時間も大幅に短縮させることで、継続容易性をさらに向上させた点を報告している。