6G-06
詐欺抵抗力診断Webアプリの特徴量選択と開発
○小久保温(八戸工大)
JST RISTEXのプロジェクトで開発された詐欺抵抗力診断アプリは、質問に答えていくと詐欺に対する抵抗力を機械学習の一種のロジスティック回帰で診断するものだった。Ruby on Railsで開発されたサーバーサイドWebアプリで、2019年冬-2021年冬に運用された。アプリでは質問に78問、およそ20分以上かけて開発する必要があり、主なターゲットであった高齢者には回答が大変だった。講演者は、診断性能を改善し、特徴量選択の方法を複数比較し、診断性能を落とさず質問を9問に絞り込んだ。また、絞り込んだ質問を使ってJavaScriptによるクライアントサイドのアプリケーションを開発した。