情報処理学会 第87回全国大会

6F-07
学内無線LANの電波状況モニタリングシステムの構築
○柏木紘一(松山大)
学内無線LANのエリア拡大に伴い、教室内で学内無線LANに接続できないトラブルが多く報告されている。報告を受けた後に現地で検証を行っても問題なく接続できる場合が多い。これは報告時と調査時にタイムラグがあり、その場にいる人数(端末数)や無線APの電波状況が変わっていることで、トラブル発生時と検証時で状況が異なるからである。このように、時間や状況が変われば無線接続できる場合は、電波干渉やローミングの影響でトラブルが発生していたと考えられ、トラブル発生時の電波状況を調査することが必要である。そこで、教室内に無線接続できるIoTデバイスを設置して電波状況を記録することで、トラブル発生時の原因を考察する。