6F-05
再生可能エネルギーの効率的な利用を可能にするFEMSシステムの提案
○西垣弘二(オムロン)
再生可能エネルギーの供給は気象条件に左右されるため不安定である。
太陽光発電の発電量を予測する試みはすでになされているが、併せて需要の予測が無いと、予備電力としての火力発電を多く用意する必要があり、コストやCO2排出量において非効率である。
生産に必要なエネルギーを計算・予測可能にするには、生産活動に連動した詳細な電力消費量の測定が必要であり、また、直接生産に用いる機器だけでなく、工場のファシリティで使用する電力消費量の測定も重要である。
本研究では、これらを可能にする高度なFEMSを提案する。
本研究は、JST戦略的イノベーション創造プログラム、JPJ012207の支援を受けたものである。