情報処理学会 第87回全国大会

6E-05
事例知識とLLMを用いた習慣化事業支援システムの提案
○太田 賢,阿達顕翔(宮城大)
自治体や企業において、ICTを活用した運動・健康増進、学習の習慣形成の取り組みが広がっている。各地域の特性に応じて、スマートフォンアプリ、ウェアラブルデバイス、SNSを活用した事業が展開されている。しかし、各省庁が公開する事例はWebサイト上に散在しており、形式が統一されていないため、有用な知識を活用することが困難である。本研究では、習慣化事業の事例データベースを基に、事例分析と課題解決を支援するシステムを提案する。大規模言語モデル(LLM)を用いて全国120件の事例データベースを構築し、施策の探索ができるアプリケーションとRAGベースのチャットボットを実装した。