情報処理学会 第87回全国大会

6D-04
GIGAスクールにおける茨城県での児童や生徒のID管理に関する現状と統合認証環境への展望
○野口 宏,小祝達朗(茨城大),清水さや子,鈴木彦文(NII),草薙智也,榊原勇人(茨城大)
小中学校の児童や生徒が1人1台のPCやタブレットを利用できるようにネットワーク環境を含めたGIGAスクール構想の下に整備が行われている。茨城県では利用する機種の選定等を含め、基本的には各教育委員会が定めた方針の下で行われており、ID管理も同様に教育委員会が行なっている。一方、茨城大学附属学校では、教育委員会とは独立に機種選定やID管理を行なっている。利用するソフトウェアに関しても、それぞれの組織で選定や設定を行なっている。一方、大学等では学認という枠組みでシングルサインオン環境を整え、利用者がより簡便に利用できる環境を整えている。この枠組みのGIGAスクールへの適用に関しての展望を示す。