5ZN-07
生成AIを利用した作問学習における問題の自動診断と学生同士の同等者診断の比較
○大石陸斗,高木正則(電通大)
情報活用能力を構成する資質・能力には、情報技術を適切に活用して課題を発見・解決する能力が含まれている。我々は,これらの力を養う学習方法として作問学習に着目し、作問学習における問題診断の課題(フィードバックの質や診断の時間確保)を解消するため、生成AIを活用した自動診断の可能性を検討している。本研究では,生成AIの診断の妥当性と網羅性を検証するため、学習者同士による同等者診断と比較し、診断結果の一致度や診断の質を分析した。その結果、生成AIは迅速かつ客観的な診断が可能であり、教育現場における負担軽減と質の向上に寄与する可能性を示すとともに,人間と生成AIが共存した学習環境の実現可能性を示す.