5ZM-07
産業遺産を含むインフラ観光における、観光資源の価値向上を支援するシステム -ダム、鉱山、橋梁の、標準的情報提供方式の提案-
○井上悠大,高山 毅(尾道市立大)
近代化産業遺産の観光資源活用に向けた取り組みとして, カード形式での情報提供の提案がある. しかし, 観光資源としての魅力の向上を充分に行なえたとは言えない。
本研究では, 産業遺産を含むインフラ観光における, 観光資源の価値向上を目的とした情報提供システムを提案・開発する.
具体的には, ダム, 鉱山, 橋梁を対象として, ➀観光者の現地訪問時の往路での状況に見合った, 概要予習方式の最適化機能, ②訪問意欲を高め得る特長の自動強調表示機能, および③専門技術の, 他事例での適用例の検索表示機能である. これら3つの機能により, 個々の観光資源の価値向上を目指す.