情報処理学会 第87回全国大会

5ZL-08
結婚がサッカー選手に与える影響
○荻原智也(工学院大)
本研究では、プロサッカーJ1リーグ全選手について、2014シーズンから2023シーズンまでを対象に、結婚の有無・前後が負傷の有無や期間、出場時間、得点等のパフォーマンスにどのような影響を与えるかを分析する。先行研究は、芸術やスポーツ等の様々な分野で結婚後にパフォーマンスが下がることを示しており、背景としてモチベーションが下がることやワーク・ライフ・バランス確保のコストを挙げている。他方で、結婚により、栄養バランスが改善することで、負傷の頻度や期間が低減する可能性も考えられる。本研究では結婚のパフォーマンスの様々な側面への影響を分析し、様々なメカニズムの関係を整理することを目指す。