5ZJ-09
Mixed Realityデバイスを用いた視線共有によるプレゼンテーション練習支援システムの試作
○今村 仁,田口 亮(名工大)
現代社会では聴衆や顧客に対してプレゼンテーションを行う機会が多い.しかし,自身のプレゼンテーションの良し悪しを知る手段は少なく,多くの場合,上司や先輩などの主観に基づいたアドバイスに頼らざるを得ない.そこで本研究では,プレゼンテーション技術の良し悪しを,プレゼンター本人が直感的に把握できるようにすることを目的としたプレゼンテーション練習視線システムを試作した.本システムでは,プレゼンターと聴衆にMRデバイスを装着してもらい,聴衆の視線の動きをリアルタイムにプレゼンターに表示する.これにより,自身の振る舞いが,聴衆の注意にどのような影響を与えるのかを直感的に理解することができる.